「中年男 WR250R⇔X互換仕様を作る(組み付け編)」
最初にモタードホイールを組み付けた際、試行錯誤や確認作業に追われて写真を撮るのを忘れてました!3回目ともなると作業にも慣れてきましたので、写真を撮りながら交換も余裕です!
何はともあれ、ジャッキアップします。フロントとリアのアクスル固定ナットを緩めてからジャッキアップ(自分用備忘録)ですよ!
パンタジャッキ自体が15kgと重く、引っ張り出してくるのに一苦労 q( ˘•ω•˘ )p
半分くらいの重さのクイックスタンドにすりゃよかったなぁ~と毎度後悔してます。
リアホイール交換
1.チェーンのガードを取っ払います。
2.アクスル固定ナットを外してアクスルシャフトを抜き、ホイールを外します。
3.後輪全体を前方にスライドさせてチェーンのテンションを緩め外します。
4.外したチェーンは、ウエスを敷いてスイングアームにかけておきます。
5.ホイールのシャフト通す穴に塵やホコリが入らないよう目張りします。
6.外したシャフト、ナット、プラー、カラーを清掃します。
7.アクスルシャフトとカラーにグリスを塗布しておきます。
8.モタードホイールにカラーを付け、シャフトを通してアームに組み付けます。
9.アクスルシャフトの固定ナットを仮締めます。
10.チェーンを引いてチェーンの張り具合を調整します。
超 簡 単 !!
※モタード仕様の時だけプラーを社外のプラー兼スライダーのものに変更しています。
WR250X純正タイヤサイズ(140/70R17)の場合、リアブレーキキャリパーをスイングアームの溝にはめたままホイールの組み付けがギリギリ可能です。
※140よりワイドタイヤを装着した場合、スイングアーム右上面にリアブレーキホースを固定するためクランプを外し、リアブレーキキャリパーをスイングアームの溝から後ろ側に抜いてスイングアーム外側に出します。
タイヤの横幅が一番広い箇所をキャリパーより奥に入れてからキャリパーをスイングアーム溝にはめて組み付ける手順となります。
カラーはWR250RとWR250X共通部品ですが、左右でカラーの長さが異なります。
取り外した時に左右どちらか判らなくなることもあるので、リアはカラーの長さが長い方が左と覚えましょう!
部品番号と値段は、右/3DS-2531S-00 ¥2,300-、左/3DS-2530S-00 ¥2,452- と長い方が若干お高いのです(´-`*)
フロントホイール交換
1.左フォークガードに付いてブレーキホースクランプを外します。
2.フォークガードを取っ払います。
3.フォーク終端部のシャフト押さえネジ(左右それぞれ2箇所)を緩めます。
4.固定ナットを外してシャフトを抜き、ホイールを外します。
5.ホイールのシャフト通す穴に塵やホコリが入らないよう目張りします。
6.外したシャフト、ナット、カラーを清掃します。
7.シャフトとカラーにグリスを塗布しておきます。
8.キャリーパーを外します。
9.キャリパーサポート(キャリパー自体は取り付けない)を取り付けます。
※要ネジロック剤
10.モタードホイールにカラーを付け、シャフトを通してフォークに組み付けます。
11.シャフト押さえネジ(左右それぞれ2箇所)を締め、シャフトナットを仮締めます。
12.キャリパーサポートにキャリパーを組み付けます。
※要ネジロック剤
13.フォークガードを取り付けます。
14.左フォークガードにブレーキホースクランプを取り付けます。
カラーの部品番号と値段は、右/3D7-25186-00 ¥1,156-、左/3D7-25183-00 ¥1,242-とやはり左の方が若干お高いです。左カラーのエンドが立ち上がっていて筒状のカラーよりコストがかかっています。
15.ジャッキから車体を降ろしてネジを本締めしてチェーンガードを付ければ完成!
WR250X仕様のフロントブレーキラインは純正とは異なり、フォークガード外側を通しています。WR250Rのフォークガードを17インチホイールに対応させるためにカットしたことで、内側を通すラインだとインナーチューブと擦れる可能性があるためです。
ブレーキラインが外側にあると、転倒時の破損や足元の突起物に引っ掛けて破損する可能性があるため、純正では内側を通すラインで設計されているものと思われます。
既存の中古タイヤでモタードライディングやリーン特性を身体に覚えさせたら、ハイグリップタイヤに履き替えてサスセッティングをしていこうと思います!