「中年男 北海道バイクツーリング(Day 8)」
8/29(Day 8)富良野 民宿正直村➡苫小牧フェリー港(269km)
ありがとう北海道!
朝起きて窓を開けると、富良野は弱い雨が降っていました。午前中に雨は止み、夕方からまた降りだしてくる天気予報です。
朝食をいただき、女将さんと旦那さんにお礼を伝えて雨天ツーリング向けの完全装備でいざ出発!
本日の予定は、ドラマ「北の国から」のロケで使われたエリアに行った後、札幌方面へ向かいます。時間の許す限り「豊平峡ダム」「洞爺湖」「支笏湖」を巡った後に苫小牧港に17時頃到着できればと思っています。
「北の国から」は1981年(36年前)にフジテレビ系列で放送されたドラマで、主人公の黒板五郎(田中邦衛)とその子供の純(吉岡秀隆)と蛍(中嶋朋子)が富良野を舞台として生きていく人生模様を描いたドラマで、倉本聰が脚本を手掛けていました。
当時、まだ私は中学生だったこともあり、理解できていなかった部分も多かったと思います。40歳後半になった今、当然ドラマを見た時の感じ方も違ったものになると思います。機会があれば改めて「北の国から」を見てみたいと思っています。
先ずは「麓郷展望台」へ。有限会社共済農場さんのご好意によって無料開放されている展望台です。この場所は民宿「正直村」の女将さんに勧められて訪れました。富良野の自然を愛し、自然と共に生きている方々の気持ちがWebサイトからも伝わってきます。時間的な制約が無ければ、ゆっくり過ごしたい場所です。
展望台から少し歩くと「モノローグの木」と呼ばれる1本の白樺の木があります。残念な空模様ですが、ドラマのロケでも使われる風景がそこにありました。
今回の北海道ツーリングは北海道全体を周遊するイメージでルートを設定していましたが、実際周ってみて「道東」と「富良野周辺」は滞在型で時間をかけてゆっくり周りたいと感じました!
次は「豊平峡ダム」へ。
※Facebookより
富良野から道道135号~国道452号夕張国道~道道116号で岩見沢~江別~札幌へ。ダムは山間の奥深い場所にあるというイメージですが、豊平峡ダムは札幌駅から30kmと市街地に相当近いダムのようです。岩見沢付近から脱いでいたレインスーツでしたが、定山渓の手前から雨が降り出したので、再びレインスーツを着込んでダムを目指します。
駐車場らしき場所に到着・・・
「支笏洞爺国立公園内にあることから、環境保護のためにダム入口の冷水トンネルからダムサイトまで一般車両・バイク・自転車の乗り入れは通年禁止となっている。従って、ダムに行くにはトンネル入口にある冷水駐車場より電気バスに乗って行くか、徒歩で行くことになる。」wikipediaより
知りませんでした(´;ω;`)
降りしきる雨の中、電気バスのドライバーさんにバスの発着時間と往復した場合の所要時間を確認したところ、フェリーの時間に遅れる可能性があったので断念。札幌から近いということもあって、次回の宿題にします!
また、日程的に断念せざるを得なかった行ってみたい場所「島武意海岸」「神威岬」「羊蹄山」も宿題ですね(´-`*)
乗船手続きをしなければならない時間まで残り僅か!
「洞爺湖」➡「支笏湖」というルートだとタイムオーバーになるので、「支笏湖」経由で苫小牧港に向かうことにしました。「洞爺湖」も宿題ね!
札幌からずっと気になっていましたが、アスファルトが所々剥がれてボロボロで、走っているとガタガタして走りにくかったです。また、支笏湖へアプローチする登坂道もガタガタで路面状況が悪く、追い越し禁止が10km以上も続きます(退避スペースもなし)。遅い車に引っ掛かって非常にストレスが溜まる道でした。
支笏湖展望台で撮影しましたが、曇り空でイマイチ。晴れていれば素晴らしい景色を見ることができたことでしょう!
湖面沿いに白樺並木と駐車場があったので撮影。
苫小牧港近くのセイコーマートでラスト「HOT CHEF」を調達。
苫小牧港に17時過ぎに到着して乗船手続きを済ませ、乗船を待つ相棒。東京の自宅を出てから北海道を周遊し、総走行距離2000km以上を重い荷物を積載しつつもトラブルなく走破してくれました。頼りになる相棒!
乗船して荷物を自室に置き、北海道を見納めするためにデッキに出ると・・・ 最後まで素敵な景色をありがとう!
初北海道・・・この旅は一生記憶に残る旅でした!
バイクで来れて良かったよ!
PS
8/30(Day 9)大洗フェリー港➡東京都大田区自宅
帰りのフェリーで合流した可愛い相棒
乗船した翌日、予定通り大洗港に到着して無事に自宅へ帰ってきました。
2017年北海道ツーリング
総走行距離2,346km
完