バイクのある生活 リターンズ

    XLR250Rを降りてから20年。40半ばにして、ライダー復活を果たした中年男のブログである。

「中年男 駆動系カスタム&メンテナンス(その1)」の巻

WRを中古で買ってから約半年経ちました。

外見上の変更やライトカスタムをしてきましたが、そろそろ本格的に手入れを行います。

 

【カスタムメニュー】

F・Rスプロケット交換

チェーン交換

F・Rビードストッパー装着

マフラー交換

 

カスタムメニューとしてはオーソドックスですが、ショップにお願いすると工賃だけで1万円前後はかかる作業かな?国家資格を持っている方にお願いすることで、代えがたい安心感を手にすることができます。自分は乗るのも好きですが弄るのも好きなので、自分がやれそうなことは自分でやるつもりです。

 

出先でトラブった時用にエマージェンシーサイドスタンドも購入しましたが、自宅作業はジャッキタイプのものを別途購入しました。昔は一升瓶ケースの上にバイクを持ち上げて載せていましたが、体力の低下が著しいので無茶しませんよ!

 

【現状確認】

錆だらけ・・・(チェーン交換しますが、現状確認のためチェーン洗浄しています)

中古で入手した時点でうっすら錆は出ていましたが、本格的にヤバイ状態まで錆が進行してました。

ゴメンナサイ(´・ω・`)

 

やることが多いので、どこから手をつけていいやら・・・

 

手順1【作業台の制作】

今後もタイヤ交換で使用しますので、しっかりしたものを制作しました。

ツーバイスリー(縦38mm×横63mm×長1800mm)の木材を島忠で購入し、切断費を払って350mmを4本にカット(400mm弱余り)してもらいました。木ネジで留めれば完成です。木枠の高さ63mmでスプロケットブレーキローターがギリギリ地面に接触していません。80mmあれば余裕ですが、条件を満たす木材を探せなかったのでツーバイスリーになりました。

木ネジを通す前に割れを防止するためにドリルで穴を開けるのが基本です。お忘れなく。

 

手順2【Fスプロケのナット(27mm)を緩める】

WRのFスプロケナットの緩み防止は、ナットにバリのようなものが付いており、ドライブシャフトにバリを食い込ませるような切り欠きがあってそこに噛ませて緩みを防止する仕組みです。

このナットを外すために切り欠きに食い込んだ部分を起こそうと貫通ドライバー等で色々試しましたがダメ。「こんなに浅い切り欠きだと、緩み防止には有効だけど強いインパクトをかければ緩むかも?」と思いながら、27mmレンチをナットにかけ、バイクに跨り、ギアを1速に入れてリアブレーキを踏みながら左手でレンチにインパクトを与えると緩みました。

 

このナットは1〜2回程度なら再利用できそうですが、気になる方は新品を以下の部品番号で取り寄せして組み付けて下さい『トランスミッション No29 部品番号90179-18010』。

 

手順3【Rアクスルシャフトのナット(27mm)を緩める】

シャフト左側は回転しないような形状になっていますので、右側にあるナットを普通に回せば緩みます。

 

手順4【Fアクスルシャフトのナット(22mm)を緩める】

シャフト左側にあるナットを普通に回せば緩みます。手順3と4は順序が逆になってもOK。

 

手順5【リフトアップ】

 

この位置でバランスします。

よく見ると、チェーンの一部が固着して歪なラインになってます。

 

手順6【Rアクスルシャフトを抜く】

事前に緩めていたナットを外してアクスルシャフトを抜きます。ホイールとタイヤはそこそこ重量があり、下への力がかかってシャフト自体が抜きにくいです。タイヤの下に足を入れて下から支えると抜きやすいです。

また、アクスルシャフトが外れると重心が前に移動するため、ジャッキ上で一瞬不安定になります。フロントタイヤを真っ直ぐにしてグラつかないよう安定するまで車体を支えましょう。

チェーンは写真のようにスイングアームにウエスを敷き、その上にかけておきます。

WRのRブレーキキャリパーは、写真のように紐で吊るさなくてもシャフトを抜いただけでは下に落ちないような設計となっています。車体設計の細部にメンテナンス効率を考えた仕様が盛り込まれていますね!

 

【手順1】で制作した木枠の上に乗せるとこんな感じになります。

 

 

作業はまだまだ続くのであった・・・

 

 

 

 

 

「中年男 積雪残る道志を走る!」の巻

11月26日(土)山梨県道志村方面の林道へ行ってきました。

 

20日は腰痛でTwitterつながりの林道走行会に参加できず、23日は昼過ぎから愛車フォレスターのタイヤをスタッドレスに履き替える予約があって遠出が出来なかった。

24日未明から関東地方は降雪にみまわれ、Twitterでフォローさせていただいている方からのツイートでは、道志みち(国道413号)は「四輪車でも走行が厳しいほどの積雪が有る」との情報が。

 

このまま積雪を言い訳にしてバイクに乗らなくても良かったけど、せっかくタイヤを履き替えたのでダート走行の感触を味わいたかった。取り敢えず行ってみて、無理そうなら撤収でいいだろうと思い、装備と荷造りを開始。

 

【上半身】
地肌>ワークマン製ヒートアシスト>インナープロテクター(メッシュ)>ミズノ製ブレスサーモジャケット


実質2枚の重ね着の状態で外気7℃前後の高速を時速90kmの走行をした結果、全く寒さを感じませんでした!
※ワークマン製ヒートアシスト:UAコールドギアをワークマンで作ったら的な奴。相変わらずコスパ最強!
※ミズノ製ブレスサーモジャケット:20年以上前にスキー用のジャケットとして購入。ファスナーで袖を取り外してベストになる。

 

 

【下半身】
地肌>UAコールドギア>ニーシンガード>カーゴパンツ(綿)

 

ニーシンガードが完全に風をシャットアウトするので膝下が寒くなることは無かったですが、風が当たる腿の部分のみが冷たくなる状況。高速道路を下りれば問題なし。
UAコールドギアは数年前から真冬にテニスをする際に使用してきたもの。防風効果は期待できないものの、生地の中に空気層を持ちつつ激しい動きに追従してくれるのでオフロードライディングのニーズに合っていると思う。

 

靴はオフブーツにしようか迷いましたが、雪で路面がぬかるんでいる可能性が高いため、防水シューズのG-ROUNDで出動!
 

7時30分に自宅出発!

ピレリMT21のグリップ感覚を探りながら高速道路を走ります。
ブロックパターンからの特性と思いますが、倒し込み初期では反応が遅くれてバンクを開始します。その後、スッと倒れ込むスピードが増してから安定します。この段階で一番外側のブロックはまだ使っていない状況。舗装路だとヘアピンカーブくらい回り込むようなコーナーで初めて一番外側のブロックを使うことになると思います。

 

もうすぐ相模原ICという厚木付近で謎のスマホフリーズ。スマホをナビとして使っていたので、フリーズされると路頭に迷うことに・・・予定外ですが厚木パーキングエリアにピットイン。


スイッチを押しても再起動せず、寒さでスマホが壊れたか?と思い、スマホを懐に入れて温めたりしましたが無反応。林道を諦めてauショップに行き先変更か?と思いましたが、スマホが動かないので最寄りのauショップすら判らない状況(泣)
なにげなく主電源とカメラスイッチを同時に押したところリセットがかかり再起動しました。

 

道志みちを進行していく前にセブンイレブンで朝食を摂り、昼食用のカップラーメン&コーヒーを購入してリスタート!


道志みちは道路脇に残っている雪が解けだして大半が濡れていました。さすがに入れ替えたばかりのタイヤで濡れた路面は怖いのでゆっくり走行。
結局、道の駅「どうし」に到着したのは11時過ぎでした。

 

トイレ休憩の後、県道24号線で道坂トンネルを越えて都留市方面へ進行し、林道「栩苗代線」「菅野線」へ。

 

1本目「栩苗代線」完抜林道


積雪5cm程度で完全に雪が残ってます。紅葉の時期が終わらないタイミングで積雪だったので、あまり見たことがない光景がそこにはありました!


積雪で路面状況が全く判らず、ソロなのでスタックや負傷転倒は避けねばならないので走行ラインも手探り状態。まぁ、なんとか1本目はクリアできました。

 

2本目「菅野線」ピストン林道


高い杉の中を林道が走っているため路面自体に積雪は殆どなく、杉から融雪が路面に落ちていたり坂上から雪解け水が小川を作って流れていました。林道工事中で重機も入っており、路面は軽いMuddy状態。2km程進めば進入禁止のゲートで封鎖されています。


この林道は雪ではなく雪が解ける水が杉から降ってくる感じでした。

 

 

この頃、Twitterで連絡をいただいている「むーろ」さんから連絡が入り、これから道志に向かうとのことで合流することに。1人で残雪残る林道に入っていくのは不安でしたので心強い限りです。

 

道の駅で待ち合わせ・合流してご挨拶。
Twitterでは存じあげていましたが、実際お会いするのは初めて。初対面でしたが、OFFライダーらしく気さくで話しやすい方でした!

逆に、Twitterで沢山のOFFライダーさんと知り合うことが出来てテンションが上がっていた私のことを「一体何者や?」と思われていたようです(汗)

 

少し休憩して「むーろ」さん先導で林道へ!

 

3本目「菜畑線」完抜林道


道の駅から道志みち〜県道24号線で都留方面に進んで暫くすると林道入口へ。徐々にオフ走行の感覚を取り戻しつつはありますが、ブランクが相当長いので初心者レベルの私では「むーろ」さんについて行けません!

 

【KLX250SRを自在に操るナイスガイ…むーろ氏】


若い頃は技術が伴っていないくてもアクセルを開けていましたが、今はそこまで無茶はしませんよ!自分でコントロールできる範囲でついていこうと頑張りました。現状での自己ベストです。

 

4〜5本目「越路線〜室久保線」完抜林道


越路線の入口には野生動物用の防護ゲートがあり、そこを抜けて登っていきます。この時期、落ち葉がアスファルトの上に積もっていて、雪雨で濡れるとかなり危険な道と化します。
ダート区間からスピードを上げましたが、やはり転倒せずについていくのがやっとです。


「むーろ」さんはスタンディングで先の状況を確認しつつ安全なルートで先を走り、崩落や大きなギャップがあるとアラートを出してくれていたので非常に助かりました!
途中、大きく掘れている轍に後輪を落としてしまいスタック。「むーろ」さんに後ろから押してもらって脱出できました。一人だと確実にバイクを横倒しにして引き摺りだす方法しかなかったと思います。


途中、東屋で少し遅い昼食休憩。バーナーで湯を沸かし、ラーメン&コーヒーで栄養補給と身体を温めます。

 

越路線から室久保線に分岐する少し手前に小さな広場とヒルクライムできそうな斜面もありましたが、雪で一面真っ白です。雪が積もっていない時に来ようと思います。

「むーろ」さんの話しでは、あまり五月蠅くすると一帯を所有している地主の方からお叱りを受けるそうなので、良識ある行動が大原則です。自己中な行動や自分だけなら大丈夫だろうという行動は、最終的には「締め出し」という多くの良識あるライダーさんが悲しむ結果になりかねません。

 

室久保線は下り中心なので、前輪をすくわれないよう気をつけて走行しましたよ!
しばらくするとダート区間が終わり、「道志の湯」を通過して道志みち沿いの公衆トイレがある駐車場に16時過ぎに到着。

「むーろ」さんには本当に感謝です。できればまたご一緒させていただきたいと思いました!

 

本日走行した林道MAP

 

最終的には転倒ゼロで走り切ることができて良かったです。

 

「むーろ」さんにお礼を伝え、お互い帰路へ。

帰路の途中で「むーろ」さんとはお別れし、圏央道東名高速で無事帰りました。

 

翌日洗車のために車両をチェック。

まぁ、こうなりますわな。

 

マイミクさんからのアドバイスで「ショックソックス」を付けた方が良いとアドバイスをいただきました。

今はこんな便利なものがあるんですねぇ。

多少の出費ですが、Fフォークのメンテナンスを考えれば導入して損はないですね!

ネオプレーンとベルクロがあれば自作出来そうな感じです。

自作か購入か検討しますが、導入は確定です。

 

洗車して綺麗にしておきましょう!

 

冬のボーナスでヨシムラマフラーを入れ、スプロケットとチェーンを交換する予定です。

「中年男 タイヤ交換 ピレリMT21を装着する」の巻

Twitterでフォローしている方から11/20(日)に山梨県道志村の林道ツーリングに誘っていただきました。元々、12月にタイヤ、スプロケット、チェーン等の駆動系をカスタマイズする予定でしたが、タイヤだけは今回の林道ツーリングまでに入れ替えておこうと思い、2日前の11/18(金)会社が終わって帰宅後に川崎のラフ&ロードへ。

 

事前にタイヤ交換の予約とタイヤの種類を電話でお店の方と話しており、今回は

 

PIRELLI(ピレリ)MT21 RALLYCROSS

を履いてみることになりました。

ショップ店員さんの話しだと、林道メインのお客さんが購入するタイヤでは上記MT21とミシュランT63の2種類ですとのこと。

対摩耗、ダート走行、アスファルトグリップなど総合的な性能が高いらしい。

因みに、前オーナーさんが履いていたタイヤがオン寄りタイヤのIRC GP110

20年以上前の話しですが、以前はブリジストンED-03・04を履いていました。現在も販売されているようですが、あまり売れないという理由で常時在庫していなそうです。タイヤの進化止まってる?

 

タイヤを買ってきて自分で組み付ける予定でしたが、時間が無いってことで今回はショップにお任せしちゃいました。12月になれば軍資金も入ってきますので、FRスプロケット(Rは丁数を43から48へ上げる予定)とチェーン交換を自分で作業しようと思います。

 

今回のタイミングでビードストッパーを購入して装着してもらえばよかった・・・

忘れてました(泣)

 

交換作業を終えて20時に帰宅。

 

ダート走行は空気圧を落とすことを前提として、携帯空気入れも購入。

そして、ブーツを買った時から欲しかったガエルネのハイソックスも買っちゃいました!

個人的にガエルネ製品が好きなのでお気に入りです。

 

 

で、肝心の11/20は腰痛のため不参加となりました。

軽いギックリ腰の症状です。暫くは無理が効かない身体です。トホホ・・・

「中年男 WR250R/Xブレーキペダル位置下げ後の追報告」の巻

以前、ブレーキペダル位置を下げる記事を書きました。

 

結果・・・

 

底付きするほど踏み込まないと

リアタイヤがロックしない

 

ことが判りました。

 

オン寄りタイヤ「IRC GP110」(7分山)、オフ寄りタイヤ「ピレリMT21」両方で試しましたが、アスファルトでフルロックさせるためには相当踏み込むチカラが必要となります。

まぁ、アスファルトを通常走行をしている時にリアをロックさせる必要はありませんが・・・。

 

ダート走行時のコントロール性は、位置を下げてから走行機会が無かったので次回以降にレビューしたいと思います。

 

 

うっかり忘れてました・・・

 

ブレーキランプ

 

ブレーキペダルの車体側にブレーキランプスイッチを引くワイヤーを引っ掛かける穴があり、そこからメインフレームに沿ってワイヤーとスプリング経由でスイッチに繋がっています。

下方向に引かれるとスイッチが入ってブレーキランプが付く単純な仕組みです。

 

薄型ナットに変更してペダル踏み込み部分で3cmほど下がっていますので、ブレーキランプスイッチの高さ調整をしないとブレーキランプが付きっぱなしになります。

 

ブレーキペダルから引いているワイヤーに新しく写真のような輪っか状のものを付けました。

 

 

下からブレーキペダルからのワイヤー、新設したワイヤーリング、ブレーキスイッチに繋がるスプリングという順番になります。

 

自分はワイヤーでリング状のものを自作しましたが、キーホルダーとかに付いているリング状のものでもOKです。要は、ブレーキペダルからのワイヤーとブレーキスイッチに繋がるスプリングの間に何かで繋いで距離を稼げばOKなのです。

直径5mm前後もあれば十分かと思います(微調整はブレーキペダルスイッチ側のナットで上下させて行います)。

 

後は、ブレーキをどこまで踏み込んだらブレーキランプが付くかを実際にペダルを踏み込んで調整すれば完了です。

 

「中年男 WRをイメチェンしてみた」の巻

WRカスタムパーツ組み付け第2弾!

「ZERO-G サイドカウル」

 

既に取り付けしている画像は過去のブログにも掲載していましたが、組み付け時の写真を撮り忘れていたので記事にしていませんでした。

 

元々、WRのデザイン原案ではサイドカウルが存在しており、最終モデル案で現在のデザインに決まったようです。マフラー周りのデザインはインパクトがあって良いと思いますが、冬ボーナスでヨシムラサイレンサー(JP)を付ける予定なので先行してサイドカウルだけ手配していました。

 

 

 

<問題点 その1> 

左サイドカウル用のステーが全然ダメ。

シート・シートレールとカウルステーを共締めする仕様ですが、説明書通りに仮組みしてみると15mmほど隙間があります。強引に共締めしようとすると、シートレールに思いっきり干渉します。

スペーサーを入れ、締め付けボルトを足を長いものに交換すれば大丈夫だと思いますが、シート脱着を容易にするために蝶ネジに変えています。ステーを曲げてなんとかならないものかなぁと試行錯誤。結局、下図のように手曲げしてなんとか固定できました。

 

 

<問題点 その2>

ZERO-Gサイドカウルを付けている皆さんが言及している通り、バッテリー付近の電装周りに隙間が出来てしまい、汚れ等が電装周りに侵入しやすくなっています。

いろいろ対策はあると思いますが、ZERO-Gサイドカウルを梱包していた養生シートを流用しました。養生シートをバッテリーケース大にカットし、上端はシートレールにタイラップで留め、バッテリー周囲はバッテリー固定バンドを通してバッテリーと一緒に固定しました。

定期的なメンテナンス清掃は必要ですが、何も無い状態より汚れが侵入しにくくなっていると思います。

 

純正ヒートガードを取り外し・・・

 

サイドカウルを組み付ける!

 

 

ヒートガードを固定していた3個のヘキサゴンボルトは、サイドカウル固定に転用します(無くさないようにしましょう)。既に社外マフラーに変更済みの方は、カウル固定用ボルトが別途必要になりますので、予め準備しておきましょう!

 

 

 

<問題点 その3>

エンデューロ等のレースゼッケンを貼り付けられるほどの白無地キャンバスがいきなり出現することになりますが、装飾無しでは見た目が寂しい。グラフィックシートでデザインのメリハリを付けたいところです。

※純正外装ほどの光沢は無いです。#9800のプラスチックコンパウンドで磨きましたがダメでした。

 

ZERO-GデザインのグラフィックKitでもよかったのですが、自分好みのものが無かったので初の試みですがオリジナルデザインシートを制作することにしました。

 

【制作&貼付 工程】

  1. デザインを原寸大の型紙(左右)を制作
  2. 型紙をスプレーのりでフィルムに貼付
  3. 型紙の上からフィルムと一緒にカッティング
  4. デザイン部分以外のフィルムを剥離
  5. デザイン部分から型紙を剥離
  6. デザイン部分のスプレーのり落とし
  7. デザイン部分にアプリケーションフィルム貼付
  8. デザイン部分のフィルムから台紙を剥離
  9. 外装部分に転写
  10. アプリケーションフィルム剥離

※工程毎の表面からの順番

 工程2〜5 型紙/フィルム/フィルム台紙

 工程6 フィルム/フィルム台紙

 工程7 アプリケーションフィルム/フィルム/フィルム台紙

 工程8 アプリケーションフィルム/フィルム

 工程9 アプリケーションフィルム/フィルム/外装

 工程10 フィルム/外装 

 

 

フィルムは「3Mスコッチカルフィルム(Jシリーズ)」を使用しましたが、工程で注意すべき点を書いておきます。

  • 「スプレーのり」の接着力が想像以上に高いので、工程2で型紙に「スプレーのり」を振りかける時は「接着するかなぁ?」程度に薄くしておかないと、工程5でフィルムから型紙が上手く剥離できません。工程6も「スプレーのり」がガッツリ付いていると、のりを落とす作業も大変です。
  • 3Mスコッチカルフィルムは、純正で使用されているグラフィックフィルムより薄くて接着力が弱いため、行程9で転写作業自体が難しいです。中性洗剤を入れた水を貼付部分に霧吹きで吹いた後で転写作業をしますが、工程10でアプリケーションフィルムを剥離する際にデザインフィルムが一緒にくっついてきちゃいます。

 

【工程7】

赤は「ファイヤーレッド」をチョイス

 

【工程8〜10】

WR外装を外して家の中で作業した後、外装を組み付け

 

スポンサーステッカー(カヤバ、ガエルネ)も制作しましたが、作業時間の関係で転写作業は未だ出来ていません。

 

デザインカッターで型紙&フィルムをカッティングしましたが、老眼&手元光量が少ないことが原因で、細かな部分の切り出し作業が辛かったです。初めての制作ということで、工程1〜7の作業に3週分の土日を費やしました。

 

費用対効果で考えれば、ワイズギアの外装一式を購入した方が良いかもしれませんなww

 

 

 

 

 

「中年男 センスは皆無だがWRの新デザインを考えてみた」の巻

ZERO-Gのサイドカウルへ変更して白い部分が多くなったので、デザイン的にメリハリが無くなってしまいました。中古で購入時から右シュラウドのグラフィックが転倒で欠けている部分があり、そこも含めてトータル的な新デザインに変更してみよう準備中です。

 

ワイズギア、MDFでストロボグラフィックを販売していますが、ちょっとイメージが違うんだよなぁ・・・ってことで、ここから超アナログな方法でデザイン開始ですww

 

  • 真横から写真を撮って白黒印刷
  • 既存グラフィックを修正液で塗りつぶす
  • デザインの下書き用紙完成
  • 定規とフリーハンドでデッサン
  • 数パターン作ってマーカーで色塗り

 

で、出来たのがコチラ

 

 

サイドカウルのデザインは、未だ試行錯誤中ですが、メインとなるシュラウドデザインはこれでいこうと思います。ストロボラインの上には「YAMAHA」ロゴ、下にはアフターパーツメーカーのステッカーを貼るつもりです。ライトカウルのライト上に少し赤を入れてみようかな・・・。

※PC使った方がイイに決まってるよね!

 

 

ストロボラインのデザインをググってみましたが、単純なデザインですが、細かな部分が少し違ったりして沢山のデザインがありました。

 

 

ついでに「WR250R」の名称ロゴもリデザイン。

 

ラフデッサン

 

 

mixiマイミクさんからストロボ化を提案されて制作した第2案

 

 

250を主張しない最終案

 

こちらのロゴはサイドカウル股下付近に貼りつける予定。

 

それぞれ左右型紙の用意が出来たので、週末はカッティング&貼り付け予定です。

関東地方の週末の天気予報は、金曜から崩れだして土曜も良くないみたい。

屋根無しガレージなので、カッティングシート張りは雨中では不可なので、実際の作業は日曜日になるかしら・・・