バイクのある生活 リターンズ

    XLR250Rを降りてから20年。40半ばにして、ライダー復活を果たした中年男のブログである。

「中年男 WR250Rの外装を剥いでいく」の巻

平日、暇を見つけてはWRに手を入れている先人達の情報をネットで収集して、自分仕様のイメージを膨らませてます。

 

目標「スマホとカメラをマウント&電源供給できるようにする」

 

ノーマルハンドルはハンドルバーがあるのでステーを付けられる場所がかなり限られてます。

そのため、フロント周りにマルチバーとUSB電源の設置を同時に行いたいと思います。

 

その前に、ヘッド周りのメンテナンスやビッグタンクへの交換、外装交換も自分で作業することを想定しているので、先ずは外装を外せるようWR250Rの構造を理解したいと思います!

バラすのはサービスマニュアルを買ってからにしようと思いましたが、無くてもバイクの構造なんて他のオフ車と大差ないだろうってことで、車体をよく観察してバラし作業を進めました。

 

シート外し

※リアフェンダー内にワッシャー付きボルトで2ヶ所留め。

 

左シートカウル外し

※逆三角形で、下頂点にヘキサゴン1ヶ所ネジ留め、左上頂点フレームにブッシュ差し込み留め、右上頂点はリアフェンダーカウルにL字フック形状差し込み留め。

※強引に外そうとすると確実にリアフェンダーカウルに差し込んだ箇所が折れると思います。

 

左シュラウド内カバー外し

※正面から見て右側縦にヘキサゴン2ヶ所ネジ留め、左下にL字ブッシュに差し込み留め。

※ヘキサゴンが深い位置にあるので、力を入れにくい。ロングのラチェットがあれば外しやすい。

 

左シュラウド外し

※Gタンクにプラスネジ1ヶ所留め、ツメでGタンクに差し込み留め。
※前方斜め少し上に引き抜く感じにするとツメがタンクから抜けるようになっている(これが初見なので判らなかった)。

 

ラジエーターカバーと右シュラウド分離

※正面から見て左側縦にヘキサゴン2ヶ所ネジ留め。
※ネジ受けが外れ易いので落下紛失注意です。紛失防止のため、ビニールテープで固定側ステーにネジ受けを貼り付ける方法をお勧めします。

 

右シュラウド外し

※Gタンクにプラスネジ1ヶ所留め、ツメでGタンクに差し込み留め。

※抜くコツは左と同じです。

 

Gタンク固定ネジ外し

※手前フレームにヘキサゴン2ヶ所ネジ留め、ステム側フレームにキサゴン1ヶ所ネジ留め。

 

これでGタンクを外せるようになります。

無駄なスペースが一切ない構造になってます。

画像中央に映っている赤いコード部分にバッテリーがあります。

バッテリーから電源引っ張ってくるルートも試行錯誤しないといけないような気がする。

 

 

電源リレーを設置するための電装周りは左シュラウド内にあります。

正面からの飛散物を保護する目的で左シュラウドに内カバーが付いてます。

同じ場所にクーラントリザーブタンクもあり、水量確認の窓が開いてます。

 

ショップにお金はらって作業をお願いするのが一般的ですが、オフ車乗りはこれくらいバラすのが普通と思い込んでます(笑)

 

前オーナーの方もここまでの作業はしていたようで、シート固定ネジとシュラウド固定のプラスネジそれぞれ軽くナメた跡がありました。車載工具じゃなくて精度が出ている工具で作業したかったので、使用頻度の高い8〜14mmのコンビネーションレンチとヘキサゴンセット、貫通プラスドライバーを用意してバラし作業しています!

 

シート固定ネジは、ネットで蝶ネジに変えていた方がいたので真似させてもらいました。

ノーマルは長さ15mmのワッシャー付きM6鉄鋼六角ネジです。

錆&固着しやすい部分なので、ステンレス蝶ネジに変えたかったのですが、長さが10mmと20mmしかなく、暫定で鉄鋼蝶ネジ15mmにステンレスワッシャーをいれて締めてます。

今度、時間があるときに20mmのステンレス蝶ネジを買ってきて長さ調整してみます。

 

次回は「フロント周りへの電源供給ラインを作る」を書きたいと思います。