バイクのある生活 リターンズ

    XLR250Rを降りてから20年。40半ばにして、ライダー復活を果たした中年男のブログである。

「中年男 WRシートに衝撃吸収材を埋め込む(後編)」の巻

追加発注をした「ソルボセイン(ソフト)」が到着したので、平日夜10時以降から作業を再開しました。先のブログで書いたように、元々の座面200mm×200mmで寸法取りしていても、掘り下げた座面はそれより短くなっています。

 

<1層目> ソルボセイン(ソフト)5mm厚

1枚10mm×10mmの「ソルボセイン(ソフト)」を4枚敷き詰めて、はみ出た部分をデザインカッターで切り落としていきます。素材自体に粘着性があるため、指にくっついて苦労しながら1層目を敷き詰めました。田の字に敷き詰めている訳ですが、左右にずれて真ん中に隙間ができてしまわないように、田の字の真ん中縦にガムテで素材を固定しています。

 

<2層目> ソルボセイン(ソフト)5mm厚

1層目よりはみ出る部分が少なくなったものの、そのままでは田の字に敷き詰めることができなかったので、1層目と同様に切り落として敷き詰めました。ガムテも1層目と同様に固定しています。

 

<3層目> 衝撃吸収シート3mm厚

ウレタンシートとの境目が平らになるよう、埋め込んだ素材をムニムニしながら均しつつ、衝撃吸収シートを合わせていきます。掘り下げている時に気づいていたんですが、着座面は問題ないものの、両サイドの堀り下げる深さが少し足りてません。

 

元々のウレタンシートの両サイドの厚みがあまりないため、掘り下げ過ぎるとウレタンの下にあるベースが剥き出しになってしまいます。ギリギリまでウレタンを削ったところで掘るのを辞めていたことが原因です。

衝撃吸収シートを着座面の平らな部分のみにすれば両サイドの段差も無くなりますが、シート表皮を付ければ気にならない程度の段差に納まるだろうと信じてこのままいきます!

 

ウレタンシートと埋め込み素材がズレないようにガムテで固定できれば、シート表皮を取り付けて終わりですが、防水のためビニール袋を付けるのが良いとネットで書かれていたので、それに倣ってビニール袋にシートを入れて馴染ませます。

 

 

表皮を固定する「タッカー」はダイソー製。最寄り駅周辺にダイソーが無かったため、ひと駅先のダイソーでわざわざ購入したよ!ネットでは問題なく針が打ち込めて固定できるという。

 

 

WRのシートは、オフ車らしいガソリンタンク側の部分が立ち上がっている造形をしています。オフロードでは、積極的に体重移動を行いフロント荷重を作り出し、リアをスライドさせる場面があります。その動作をしやすくするための造形です。

※コンペ車は足つきを犠牲にしたほぼフラットシートで体重移動がしやすくなっています。

 

造形は複雑でも、表皮を取り付けていく順番は他の車種と変わりないと思います。

また、WRの表皮はフロント側がシートに引っ掛けるような形状で裁縫されているため貼り付けやすくなっています。

 

フロント側を時計0時、リア側を6時とすると、まず0時の表皮をシートに引っ掛けてタッカーで仮留めします。次に6時の表皮をテンションをかけながらタッカーで仮止めします。表皮に少しだけ縦の皺が出る程度のテンションをかけるのがポイントです。

次に3時と9時をグッと引っ張ってそれぞれ2箇所ほど本留めします。あとは3時⇒1時、9時⇒11時方向に強めのテンションをかけながら本止めしていくと皺にならずに綺麗に張っていけます。

 

 

 

 

 

 

 

ダイソーのタッカー 全然アカンやん!

 

 

 

20本に1本くらいしかまともに刺さってくれまへん(´・ω・`)

この時点で深夜0時・・・心が折れました。

 

 

Amazonでタッカーを探していると、やはりダイソー製ではダメだったので購入したってレビューが沢山でてきました。自分の事前調査ミスです。唯一の救いは安かったことかな。

 

Amazonプライムでポチったので、完成は今夜(予定)です。