バイクのある生活 リターンズ

    XLR250Rを降りてから20年。40半ばにして、ライダー復活を果たした中年男のブログである。

「中年男 WR250R⇔X互換仕様を作る(下ごしらえ編)」

・フロント周りでやること

  1.17インチホイール入手(済)

  2.キャリパーサポート入手(購入)

  3.フォークガード一部切断(DIY

  4.ブレーキライン調整(DIY

 

・リア周りでやること

  5.17インチホイール入手(済)

  6.スプロケット交換(購入)

 

互換仕様化部品以外にも、モタード仕様の見栄えを良くするためのアイテムとして「フォークラップ」と「リムステッカー」を追加し、転倒時のリアアクスル周辺保護のためのスライダーを追加しました。

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左から

「HAAN WHEELS ヤマハWR250R用WR250Xホイール取付けキャリパーサポート」

「ZERO-G ヤマハWR250R用リヤアクスルスライダー(レッド)」

「SUNSTAR リアスプロケット ジュラルミン44丁」

  

 

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他メーカーさんでも出しているようなので、品質と価格で決めればいいと思います。複数色を織り交ぜて取り付けしている方もいるようなので、カラーリングはセンスでどうぞ!

取り付け時に損壊することは無いと思いますが、足りないことが無いように取り付けする本数と発注本数をお間違えなく!

 

 

【17インチホイールを組み付けできる状態にする】 

 

先ずはスポークラップをスポークにシコシコはめていきます。

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 写真はフロントホイールですが、作業しやすいようにディスクローターを外しています。リアは作業時にスプロケットで手を怪我する可能性もあるので、外して作業することをお勧めします。

 

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フロントの取り付け終了!1つのホイールで左右18本づつ。合計36本となります。

前後合わせて72本の取り付けを終える頃には指先が痛く半泣きでした(´・ω・`)

取り付け自体は難しくありませんが、他のスポークが交差している箇所へ綺麗にハメようとすると、交点を人力で広げる作業が必要なため指先がジンジンしてました。

 

最初は気付かなかったことが・・・

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ホイールを引き取って来てシャンプーを使って水洗い清掃しました。その際、フロントのディスクローターの汚れが落ちなかったので、後でパーツクリーナーで綺麗にしようとしたところ

 

・・・

 

(´・ω・`) 汚れが落ちませんYo!

 

ん~ 何かの液体が乾いてこびり付いてます。塗装した感じでもないしなぁ・・・

 

 

錆取り剤だ!

 

半年ほど前、和歌山の実家に放置していたKTCツールの錆を落とす時、化学的に液剤を塗布して錆を落とすことを経験していました。もしかしたら錆止め剤かもしれませんが、こんな斑な状態では見た目がよろしくありません。

 

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シコりました!これでもかってぐらい表裏をシコりましたよ!!

硬く固着している部分はワイヤーブラシを使い、被膜が薄くなっている部分は紙やすりでシャカシャカと!

 

リアスプロケットは交換して44丁の新品へ!

ダート走行を前提としていないのでステンズ(林道制歯)ではなく、普通歯のジュラルミン素材の奴です(´-`*)

 

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取り外したXAMの41丁スプロケット。山は尖っていないので、まだまだ使えます。

色が地味なので、全体をヤスリがけしてメタリック系の塗料で色付けして時計の文字盤にしても面白いですね!

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speedmasterのフォトギャラリー「スプロケット活用」 | カワサキ KDX125SR - みんカラ

 

 

【フォークガード一部切断】

 

本当は17インチホイールを組み付けて、干渉する部分を実測した後にカットラインを描いてから切断するのがイイと思いますが、理論値でやってみました(笑)

フロントは21インチから17インチとなっているので、車軸から半径2インチ内側にオフセットされます。1インチ25.4mmなので2インチで50.8mmカットすれば大丈夫!

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カットした後の曲線や見え方をイメージして養生テープとマジックでカットラインを作ります。カットラインに沿って鋸を入れていけばいいのですが、今回はカットラインをドリルで穴を開けていく方法でやってみました。

 

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こんな感じ。

手で少しチカラを加えれば、メリメリと分離させることができます。

 

切断面をヤスリでスリスリすれば

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ホラ綺麗(*´ω`*)

干渉しないことを祈る!

 

 

【ブレーキライン調整】

 

フォークガード左側にブレーキラインを内側に曲げるクランプがあります。WR250RもXも同じ部品番号(3D7-23466-00、3D7-23467-00)で、価格は各529円です。上述した通りWR250Rのフォークガードを一部切断して17インチホイールを組み付ける予定なので、クランプ形状がそのままだとタイヤサイドウォールとブレーキラインが擦れて大参事になる可能性があります。

 

ネット情報では「クランプの内側に曲げる部分を切断すればいい」的なことを書いていましたがカットラインが全く判りません( ˘•ω•˘ )

現物合わせでどこまでカットすれば良いのかを確認してサンダーで切断しました!

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 切断面はヤスリがけして滑らかにしてね!

グサグサだとブレーキホースにキズが入って大参事になりまっせ!

 

で、留めるとこんな感じです。

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クランプしている場所からラインをフリーに取り回しできるようになります。

ZETA製のカッコイイ奴もありますが2500円ほどしますので、お金に余裕のある方は購入する方が早いです!

私は節約純正加工マンです(*´ω`*)

 

 

これで下ごしらえは全て完了です。

あとは組み付けすればWR250RからWR250X仕様の完成ですじゃ!