バイクのある生活 リターンズ

    XLR250Rを降りてから20年。40半ばにして、ライダー復活を果たした中年男のブログである。

「中年男 WRで行く群馬北部林道ツーリング(レポート1)」

5月30日の火曜日に有給休暇を取って、群馬北部に林道ツーリングしてきました。

林道以外にも観光っぽいこともしてきたので、数回に分けてレポートしてみたいと思います。

 

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実は、5月28日の日曜日に出発したのですが、出発してから4kmほど走行したところでフロントタイヤがパンクして延期していました。タイヤ交換を自分でやった時に、チューブをビードとホイールの間に噛んだまま組み付けていたのが原因のようです。

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WRを買ってから日帰りツーリングで行きたいと思っていた場所が2箇所ありました。

1箇所目は「峠駅」。山形県米沢市の山深い場所に現存する駅で、スイッチバック用に敷かれた軌道とそれを囲う駅舎が有名です。

 

2箇所目は「毛無峠」。群馬県ディスるネタ画像で有名な場所です。長野県高山村と群馬県嬬恋村を跨ぐ峠ですが、この看板の先に抜ける道はなく終点です。 

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関東圏内の林道情報をネットで調べていると、群馬県北部に直線ダートが1km以上もある「万沢林道」の存在を知りました。これは写真映えしそうな予感がします。群馬北部方面にツーリングする機会があれば「毛無峠」に行ってみようと思っていましたので、林道ツーリングを絡めてここを訪れることにしました。

 

出発前にルートと所要時間を考えて作ったツーリングプランがコチラ

 

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総走行距離 約570km

 

 

 

オレ 大丈夫か?(´・ω・`)

 

 

 

作った本人が一番ビビッてました。

 

林道や一般道は平均時速20kmでチェックポイント到達(通過)時間を仮置きしています。言うまでもありませんが、平日に日帰り強行ツーリングを気軽に誘えるバディもいませんので、もちろんソロツーですよ(´-`*)

 

 

【起床】
3時過ぎに起床。目覚ましの珈琲とIQOSタバコで覚醒し、身支度して携行装備を準備しました。食事はお食事処かコンビニで済ませるつもりなので、今回の旅はバーナーを持参しません。旅先でパンク修理ができるよう、現在所有している携行工具のフルセットを持参して行きます。

 

【出発】
4:30に出発。既に予定より出遅れていますが、ソロなので誰にも迷惑をかけませんよ!

 

【移動】
自宅から環七、甲州街道~井の頭通りを経由して環八へ。目白通りの交差点を左折して関越練馬ICへ。給油のため三芳SAと赤城高原SAでピットインして月夜野ICで高速を降り、そのまま国道17号を北上して赤谷湖方面へ。

 

【名無し林道】

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[MAP-0](CP-3)のガソリンスタンドで給油し、アクションカムをヘルメットに装備して山深くバイクを進めていきます!(CP-3)から(CP-4)の北群ファームまでは舗装区間なので快調に走っていきます。

 

事前調査は国土地理院の地図で行いました。複数の支線林道(ピストン)の存在は確認済みでしたが、全行程に要する時間の都合上、今回は支線探索は諦めました。程なく(CP-4)に到着し、その先はダート区間なので空気圧を落としていざ林道へ!

※[MAP-0]のGoogleMAPでは(CP-4)より先の道は表示されていません。

 

GoogleMAPストリートビューは(CP-4)まで。

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左「北群ファーム」、右「林道入口(林道名不明)」

 

 

 ここから先は国土地理院の地図を頼りに走っていきます。

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※点線はダート、実線は舗装

路面は柔らくて締りのある土の上に細かい砂利(たまに壁崩落による落石で拳サイズの石あり)が敷かれており、アップダウンも少なくて非常に走りやすいフラットダートでした。

路肩が崩落している場所もなく崖下へ落下する危険性もないため、入門&初心者やビッグオフでも安心して走れると思います。注意点としては、木々が豊富に生えているため、枝や蔓がせり出しているところがいくつもあり、それらに首を引っ掛けないようにすることです。

 

[MAP-1](CP-5)の三叉路に到着し、左折して(CP-6)を目指します。(CP-5)を左折後すぐに下り右180コーナー(逆向きだと上り左180コーナー)があります。コーナー自体の道幅がかなり広いため、写真や動画の撮影ポイントとしてもお勧めです!

 

(CP-5)からの区間は、間伐作業を現在進行形で行っている感じのように見えました。アタック系が好きな方が好みそうなポイントが随所にありましたので、そっち系が好きな方はどうぞ!(´-`*)

 

路面は腐葉土の割合が少し増した感じで、オフ寄りのタイヤだとグリップして走りやすいです。ブロック間隔が狭いタイヤだと目詰まりしやすいかもしれません。また、枝打ちした細々した枝が道路に落ちているため、運が悪いと膝下に刺さる可能性があります。膝下の防御力を高めにしておいた方が良いと思います。実際、自分の脛にも小枝がヒットしたり、バイクの下に枝が突き刺さったりしていました。

 

林道を抜けて舗装路に出てから(CP-6)へ。(CP-6)に着く直前に草原の中を走るようなロケーションがあります。これからの季節は、緑が深くて撮影ポイントとしてもお勧めです!

 

※insta360 airによる撮影 

 

(CP-6)から高畠山へ巡視路と思われるダート道が伸びていましたが、利用者が少ないのか管理されていないのか途中から草が伸び放題で道が見えない状況でした。ソロだと無理できないので休憩&撮影を済ませてUターン。

 

予定時間より1時間以上遅れていたため、高畠牧場跡地には寄らず(CP-5)と同じ地点の(CP-7)を目指します。先ほどは下りでしたが、今回は上り。路面状況も把握できていたので、ちょっとペースを上げて走ってみました!


楽しい!チョ~楽しい!

 

間伐によって林道にも日が射し見通しも良いためあっと言う間に(CP-7)に到着。ここから先は雨見林道となります。林道入口にはゲートが設置されていましたが、当日は解放されていました。

 

レポート2へ続く