「中年男 北海道バイクツーリング(Day 5)」
8/26(Day 5)羅臼温泉野営場➡ウスタイベ千畳岩キャンプ場 道の駅おうむ(306km)
道北へ向かう!
キャンプ地では暗くなったら寝て、明るくなったら起きる。そんなシンプルな時間の流れで過ごしています。
- 夜遅く(22時過ぎ)まで仲間と酒を呑み、大声で笑うアホライダー
- 5m以上離れていてもランタンが要らないぐらい煌々と照らしてくるビッグランタンおやじ
キャンプピングスタイルはそれぞれですが、私は知床の自然を感じながら仄暗く静かな時間を過ごしたかったなぁ(´-`*)
同年代なら周囲へ気配りができると思うんですが、私のような考えのキャンパーさんは少ないのかもしれませんねぇ。週末ということもあって騒がしい夜でした。
普段通り、5時過ぎには目が覚めてコーヒータイム。誰も起きてない静かな朝の時間をゆっくり味わうことができました!
夜がダメなら朝ですわ(笑)
風が少々強めですが晴れいて気分も上々スタートです!
本日は知床峠を経由して網走とサロマ湖に立ち寄り、明日の道北周遊に向けて出来る限り北上しておこうと思います。
昨日の夕方、寒くて五合目付近で断念した知床峠へ。
峠へ向かう国道334号知床横断道路は横溝が掘られていていました。縦溝でなくて良かった~(*´ω`*)
知床峠の駐車場に到着!バイクが強めの風で煽られて倒れないよう気を遣いました。既にそこそこの数のライダーさん達が来ていました!
峠を越え、知床半島の北側海沿いの道へ降りてきました。暫く走ると国道334知床国道沿いにある「オシンコシンの滝」に到着し、三脚を携えて滝が流れる様を撮影。
まだまだ撮りたい写真のイメージとシャッター速度の調整技術が追い付いていません。カメラ撮影って奥深いですね・・
次は「天へ続く道」へ。
多くのライダーさんが撮影のために訪れるド直線の道。海別岳の裾野から斜里町中心部へ向かって下る道で、とても見通しが良い直線です。
農業酪農地帯なので、農機が落とす土でアスファルトは綺麗ではありませんが、北海道を象徴するような真っ直ぐな直線道路が空に続いているように見えます。撮影ポイントは、バイクのギアをニュートラルにしていると動き出しそうなほどの下り勾配です。
次は「網走監獄」へ。
私が幼い頃、父親が見ていたNHK大河ドラマ「獅子の時代」(1980年)で網走監獄を舞台にした章があったと記憶しています。「過酷」という漠然とした記憶しか残っていませんでしたが、当時の施設(木造&レンガ造)を再現しているようなので楽しみです!
北海道のルート設定は、GoogleMAPとNAVITIMEを併用していたのですが、何れもGPS位置情報を利用しているので、曲がるポイントの指示が若干遅れます。道案内も判りづらいので、JR網走駅付近から迷子になり、20分くらい時間をロスしてようやく到着しました。
守衛さんフレンズ
明治初期に設計された擬洋風建築の庁舎。
明治維新によって西洋文化が波のように入ってきて、今までに無い建築様式として設計されたもの。大工、左官職人さんの知恵と工夫が求められた時代かもしれませんね。
舎房は白黒で処理してみました。
政治犯が投獄されていたと聞きます。彼等が見た景色はこんな感じだったのかもしれませんね。
敷地内にある「監獄食堂」でランチ!
※ザンギ丼定食とアイスコーヒー
監獄食をイメージしたインスタ映えしない(?)メニューもありましたが、さすがに美味しそうな方を選択しましたよ(*´ω`*)
快晴で陽が当たる場所にいると暑い!でも、雨で気温が低いより全然OKです。
贅沢言っちゃいけませんよ!(フラグですよ)
次は「サロマ湖展望台」に立ち寄って200km先のウスタイベ千畳岩キャンプ場を目指すことにしました。
「サロマ湖」は道東から道北に向けたルートで楽しみにしていた場所の1つです。※佐呂間町HPより
日本最大の汽水湖は、写真で見たことはありますが、自分の目で見てみたい!と思っていた景色の1つです。国道238号オホーツク国道を北上し、サロマ湖が近づいてくるに連れて前方が霞んで見えませんねぇ・・・?
雨だ!
と気付いた瞬間、激しい風雨に見舞われました。
雨宿りできるような屋根がある施設も周囲にはなく、道端にバイクを停めてタンクバッグとシートバッグにレインカバーを装着。タンクバッグにはガジェット類をまとめて入れているので濡れるとマズいものが沢山。シートバッグにはシュラフをはじめ、キャンプ道具一式が入っていました。
小雨程度なら、雨がバッグ内に浸潤する前にカバーを付けることができましたが、雨量が凄かったのでシートバッグの中を少し濡らしてしまいました。ライダーはその作業中、ずっと雨に打たれ続けていたのでかなり濡れました(´・ω・`)
それでも一応レインウェアを着こんで付近の雨雲の様子を確認すると、2~3時間は雨が続きそうないことが判りました。現在地より十数km北上すると雨雲通過エリアから脱出できそうなので、サロマ湖の眺望を諦めて北上しました。
洗濯物も溜まってるし、雨で濡れた衣類もコインランドリーで洗濯&乾燥をしようってことで付近のコインランドリーを探して急遽ピットイン!地元民に混じって洗濯乾燥するライダー(*''▽'')
洗濯と乾燥が終わる頃、頭上を境に西側は晴れ!
東側には虹!
しかし、時間は既に5時を過ぎ・・・冷静に現状把握に努める。
- 近くにテント場もホテルも無い。
- ウスタイベ千畳岩キャンプ場に着く頃には夜7時は過ぎるだろう。
- 24時間営業のガソリンスタンドも無い。
今後の方針を考えるためにモスバーガーで1人作戦会議。
もぐもぐ・・・
美味かった(´-`*)
で、どうしよう?
ガソリンは満タンなので200kmくらいは走れる。現在地から半径200km内のガソリンスタンドを検索し、近くでビバークしておいて明朝オープンと同時に給油、北上することにしました。
時間は夜の8時を過ぎ。雨上がりの路面はまだ濡れていて、外気温が下がってきて靄(もや)が出てきて視界が悪くなってきました。
どんどん気温が下がってきたね・・・
雨雲通過したからこんなもんかなぁ・・・
いや、この下がり方は普通じゃないな
分岐間違えてました!
道央目指して山間に向けて標高を上げていたので寒くなっていただけでした(*´ω`*)
Uターンして正常ルートに戻ってくるまで約40kmのロス。中途半端な場所でガス欠にならないようにしなければ!
国道238号オホーツクラインを北上していると、再び小雨(´・ω・`)
ふと「道の駅おうむ」という看板が目に入ったので急遽ピットイン!
ガソリン残量とこの先の天候にも不安があるので、「道の駅おうむ」でビバークすることにしました。
簡易ベッド
明朝、出発前には元にもどしますね(´・ω・`)
明日は日の出と共にスタートして道北を目指します!