「中年男 奥多摩湖ソロツーリングしてきた(後編)」の巻
奥多摩湖周辺には無数のダート林道(完抜、ピストン)が存在しているようです。
今回は林道麦山線を走ってみようと思っていました。
林道情報は、josh氏開設HP「これから始める林道ツーリング」http://members.jcom.home.ne.jp/redshoulder/index.html
を参考にさせていただきました!
林道入り口を目指して国道411号を奥多摩湖駐車場から更に奥へバイクを走らせます。
峰谷橋を渡ると入口があるそうなんですが、Googleストリートビューで見ると
橋を渡ってトンネル右の脇道が入り口です。
入り口に気づいた時にはトンネルに入る直前でしたので、トンネルを出てUターンで戻ってきました。
これは初見では判りづらいですわ
今回はオフロードブーツを履いているので、足周りの防御力がMAX!
攻めて走っても大丈夫だってことで、高回転でブン回しながらややペースを上げながら林道を登っていきます。
林道はこんな感じ。
轍の間には草がこんもりと茂っていて、轍をまたぐ時はツルっと滑る感じが怖かったです。
林道右側にはガードレールがなく急斜面になっていて、ハンドル操作ミスで取り返しがつかない事件に発展しそうです
バイクが落ちた時のための引上げロープを持参してこなかったので、単独走行では無茶できんないなってことで、少しペースを落として林道走行を楽しんでました。
オフ車のコーナリングは、下記のような姿勢でイン側の足を前に出して不意にスライドした時に出した足を地面について体制を立て直します。
「GARRRR Web」より
轍の間の草にフロントタイヤがのった瞬間、横スベリしたのでイン側の足で体制を立て直すために地面を蹴った瞬間・・・
右ふくらはぎ 攣りました
人の気配が全くない林道で、ひとりバイクを留めてふくらはぎをマッサージ。
屈伸運動を繰り返してなんとかライディングできる状態に。
昨夜、深夜23時までテニススクールでテニスの練習をしていたので、人間の足周りにヘタリが出ていたのか・・・疲労が抜けきらない状態でツーリングに来たのが悪いのか・・・・
年齢による筋力の衰えは隠せませんな
安全第一!健康第一!
その後は無茶せずペースを落として林道を抜けて奥多摩湖へ降りてきました。
ゆっくり帰ろうと思ってワインディングを流していると・・・
あちゃ〜 やってもうてるがな・・・
180度に近いヘアピンの出口で、フロントから崩れてガードレールに突っ込んだような事故。
スピードは出ていない筈なので、ライダーさんには大事ないだろうと思いたい。
ZX14R乗りさんがお連れのようで、救急車やバイク引上げの連絡なんかをしていたみたい。
2、3分もすれば対向車線から救急車がサイレンを鳴らしてやってきましたよ。
バイクは壊れても「仕方ないなぁ」で済みますが、身体はそうはいきません。
腕は確かでも、一般道には転倒につながる不確定要素がたくさん転がっています。
自衛のために、プロテクター等の安全装備は必ず身に着けるようにしましょう!
事故現場を見て対岸の火事と思わず、安全運転を心掛けようと思う中年男であった。
帰路も渋滞に巻き込まれつつ無事生還しております!
9月中に長野〜群馬にあるネタ画像で有名な「毛無峠」か山形県米沢にある「峠駅」の何れかに日帰りでツーリングする予定です。
最大の問題点は 天気 ですな。
何れも往復500〜600kmのロングツーリングになると思います。
「中年男 奥多摩湖ソロツーリングしてきた(前編)」の巻
9月10日(土)午後、西東京市にバイクで出かける用事があるので、朝イチで奥多摩湖ソロツーリングすることにしました。先日購入したオフロードブーツ「ED-PRO art.405」の慣らしも兼ねてます。
思い返せば奥多摩湖に通っていたのは何年前だろう?
当時、学生だった私はレーサーレプリカのTZR250(3MA)を乗っていました。
今思えば、レーサーのTZ250とは似て非なるものでしたが(笑)
エンジン整備は自分でバラしてやってましたが、市販車用のエアクリBOXがとんでもない形状をしていたのを覚えています。パワーバンドキープのライディングをしていると、ノーマルチャンバー&サイレンサーでもイイ音を後方に響かせることができます。
当時の2stレプリカ群では大きめの車格だったため、鋭く切れ込むコーナリングは苦手でしたが、コーナリングの安定感はヤマハらしい味付けで、SPレース用に所持していたNSR250の乗り味と違って街乗り向きのバイクでしたね。
そんな昔のことを思い出していると、奥多摩湖に訪れるのはかれこれ25年以上ぶりということに気づきましたよ!25年経っても元気でバイクに乗れる健康な身体に産んでくれた両親に感謝し、休日バイクに時間を費やすことを許容してくれている大切な人にも感謝です。
奥多摩湖には都内一般道を使ってアプローチするので、普通に街乗りで渋滞にからまれつつ移動するだけなので、さしてトピックはありません。第二京浜→山手通り→青梅街道で、そのまま奥多摩湖に到着します(笑)
日曜日には天気が崩れるとの予報でした。今日はライダーが多いかもなと思いつつ青梅市に入る頃、ターボかスーパーチャージャーを搭載したアメリカンタイプ(ハーレーかな?)と並走するタイミングがありました。
爆音すぎやしませんか?
バイクは好きですしカスタムするのも好きですが、周囲に迷惑と思われるような爆音を響かせるカスタムは反対です。
ルールに沿ってバイクライフを楽しんでいる大勢のライダーさんにも迷惑です!
我が相棒のWR250Rも、冬ボーナスでスリップオンサイレンサーに変更することを考えていますが、JMCA政府認証マフラーであることは当然ですが、自分が排気音がうるさいなと感じるものをチョイスすることはありません。
ちょっと嫌な思いをしつつも奥多摩湖へ近づいてきました。
懐かしさと共に、当時には無かった吊り橋や迂回ルートなどを確認し、ひとり時間の流れを感じていました。
奥多摩湖方面から下ってくる数多くのライダーさん達とすれ違いましたが、「ヤエー!」
できませんでした(´・ω・`)
「次回ツーリングで本気出す!」
休憩を入れつつ3時間半ほどかかって奥多摩湖到着しました。
片道90km弱ですが、渋滞もあって結構かかりましたね。時間的な余裕があったので、今回は一般道でアプローチしましたが、林道主体で周りたい場合は首都高速&高速道路を利用してサクっと奥多摩湖まで行ってしまった方がいいかもです。
今日は昼メシ抜きで林道よ!
(´・ω・`)
> 後半へつづく
「中年男 オフロードブーツを手に入れる」の巻
以前からオフロードブーツを購入したいと思っていましたが、なかなかタイミングが合わずに機会を逃していました。
そうこうしている間に「ラフ&ロード」からDMがやってきて、9月3日〜25日の期間にセールをするとのことでしたので、どうせ買うなら安い時期にしようと9月3日を待っていました。
ブーツはGAERNE(ガエルネ)のED-PROと決めていましたので、お店に行ってサイズだけ確認してからレジへ。店員さんに「ブーツは対象外です」って言われ・・・
!
DMのハガキにちゃんと書かれてました(´・ω・`)
お安くない買い物なので、少しでも割引があったらなぁと思っていたので、ショックを隠し切れず、でも「何れ買うつもりだったし・・・」と気持ちを持ち直しつつ自宅へ。
店員さんに手入れ用の塗布オイルを勧められ、ラナパー(蜜蝋とホホバ油)なるものを一緒に購入しました。
※昔はミンクオイルが有名でしたが、カビが生えるとの理由で主流ではないようです。
ED-PROは防水仕様ではないので、縫い目の箇所を丹念に塗布しておきました。
ラナパーは表面保護やツヤ出しにも効果があるとのことで、全体にも薄く塗ってます。
オフで使用したら速攻で汚くなりますが(笑)
イイ物は大切に長く使っていきたいですね!
因みに保管はブーツバッグに入れて保管します。
ツーリング小物で買い足したものはコチラ
<1Lガソリン携行缶>
WRのタンク容量が少ないので、ロング行く時の保険(プラス30kmの余裕)です。
<デイトナ タイヤレバーハンディタイプ>
分割式で携行性が高いです。昔からあったのかなぁ?
中古で買った時のタイヤの山はまだまだありますが、評判の良いミシュランT63への履き替えすることも考えています。もちろん、タイヤ交換も自分でやりまっせ!
「中年男 WRシートに衝撃吸収材を埋め込む(完結編)」の巻
思わぬ落とし穴で順延していたシート張り。
期待通りの性能を発揮してくれるのか?
食事を摂ってから、連日深夜までの作業です。
期待通りでした!
両サイドを留めていく作業で、シートレールと接触する部分がタッカーの邪魔になって垂直に当てにくく、少し難攻しました。深い場所に打ち込むのは無理なので、浅い場所にステープラーを多めに打ちました。足長6mmのステープラーなので、内側から外側に向けて打ち込んでも大丈夫です。
<参考:作業前シート裏の状態>
<作業後>
<作業前>
座面は殆ど段差が判らないように仕上げることができましたが、両サイドとも埋め込み素材の段差が判ってしまいますね。ビジュアル的には100点満点で50点かな・・・(泣)
まぁ、バイク人生で初めて作業をした割にはまともに仕上がった方かな!
バイクに取り付ける前に座った感触は・・・
初期沈み込み時の感覚は「ウレタンより固い」
沈み込み後の感覚は「底つき感がウレタンより少ない」 です。
実走での振動や加減速が「お尻」に与える影響を測定するためには、長時間バイクを運転してみないと判りません。近々、MotoVlog用動画素材の撮影も兼ねて試験走行し、一連の対策が「尻痛」に効果が有ったのか無かったのかを確認してきます!
「中年男 WRシートに衝撃吸収材を埋め込む(後編)」の巻
追加発注をした「ソルボセイン(ソフト)」が到着したので、平日夜10時以降から作業を再開しました。先のブログで書いたように、元々の座面200mm×200mmで寸法取りしていても、掘り下げた座面はそれより短くなっています。
<1層目> ソルボセイン(ソフト)5mm厚
1枚10mm×10mmの「ソルボセイン(ソフト)」を4枚敷き詰めて、はみ出た部分をデザインカッターで切り落としていきます。素材自体に粘着性があるため、指にくっついて苦労しながら1層目を敷き詰めました。田の字に敷き詰めている訳ですが、左右にずれて真ん中に隙間ができてしまわないように、田の字の真ん中縦にガムテで素材を固定しています。
<2層目> ソルボセイン(ソフト)5mm厚
1層目よりはみ出る部分が少なくなったものの、そのままでは田の字に敷き詰めることができなかったので、1層目と同様に切り落として敷き詰めました。ガムテも1層目と同様に固定しています。
<3層目> 衝撃吸収シート3mm厚
ウレタンシートとの境目が平らになるよう、埋め込んだ素材をムニムニしながら均しつつ、衝撃吸収シートを合わせていきます。掘り下げている時に気づいていたんですが、着座面は問題ないものの、両サイドの堀り下げる深さが少し足りてません。
元々のウレタンシートの両サイドの厚みがあまりないため、掘り下げ過ぎるとウレタンの下にあるベースが剥き出しになってしまいます。ギリギリまでウレタンを削ったところで掘るのを辞めていたことが原因です。
衝撃吸収シートを着座面の平らな部分のみにすれば両サイドの段差も無くなりますが、シート表皮を付ければ気にならない程度の段差に納まるだろうと信じてこのままいきます!
ウレタンシートと埋め込み素材がズレないようにガムテで固定できれば、シート表皮を取り付けて終わりですが、防水のためビニール袋を付けるのが良いとネットで書かれていたので、それに倣ってビニール袋にシートを入れて馴染ませます。
表皮を固定する「タッカー」はダイソー製。最寄り駅周辺にダイソーが無かったため、ひと駅先のダイソーでわざわざ購入したよ!ネットでは問題なく針が打ち込めて固定できるという。
WRのシートは、オフ車らしいガソリンタンク側の部分が立ち上がっている造形をしています。オフロードでは、積極的に体重移動を行いフロント荷重を作り出し、リアをスライドさせる場面があります。その動作をしやすくするための造形です。
※コンペ車は足つきを犠牲にしたほぼフラットシートで体重移動がしやすくなっています。
造形は複雑でも、表皮を取り付けていく順番は他の車種と変わりないと思います。
また、WRの表皮はフロント側がシートに引っ掛けるような形状で裁縫されているため貼り付けやすくなっています。
フロント側を時計0時、リア側を6時とすると、まず0時の表皮をシートに引っ掛けてタッカーで仮留めします。次に6時の表皮をテンションをかけながらタッカーで仮止めします。表皮に少しだけ縦の皺が出る程度のテンションをかけるのがポイントです。
次に3時と9時をグッと引っ張ってそれぞれ2箇所ほど本留めします。あとは3時⇒1時、9時⇒11時方向に強めのテンションをかけながら本止めしていくと皺にならずに綺麗に張っていけます。
ダイソーのタッカー 全然アカンやん!
20本に1本くらいしかまともに刺さってくれまへん(´・ω・`)
この時点で深夜0時・・・心が折れました。
Amazonでタッカーを探していると、やはりダイソー製ではダメだったので購入したってレビューが沢山でてきました。自分の事前調査ミスです。唯一の救いは安かったことかな。
Amazonプライムでポチったので、完成は今夜(予定)です。
「中年男 WRシートに衝撃吸収材を埋め込む(前編)」の巻
日帰りツーリング伊豆、南房総でそれぞれ往復300Kmを走行した結果、大半の方が指摘しているように「尻痛」が問題に感じてきました。WRに快適性は求めてはいけないと判っていますが、来年の夏は北海道ツーリングも考えているので、ロングツーリングができる仕様にしたいですね!
シートにゲル座布団やメッシュカバーを付ける方法もあるようですが、見た目ノーマルに拘りたいところなので、ウレタンのベースに埋め込む方法をDIYでやってみようと思います!
先ずはベースとなるシートをヤフオクで入手。
程度の良いシートを入手することができましたよ!
ウレタンに埋め込む素材はこちら。
「ソルボセイン(ソフト)」をチョイス。Amazonの「よく一緒に購入されている商品」で出ていた「衝撃吸収シート」も同時に購入してみました。これで効果が薄いようなら硬度0の「スーパーゲルシート」を購入して「ソルボセイン」からリプレイスしてみる予定です。
ちなみに、「衝撃吸収シート」(3mm)+「ソルボセイン(ソフト)」(5mm)+「ソルボセイン(ソフト)」(5mm)を3枚重ねにしてポイント圧力をかけた場合のたわみ具合はこちら。
「衝撃吸収シート」はそこそこ吸収してくれそうな感じです。当初は「衝撃吸収シート」(3mm)+「ソルボセイン(ソフト)」(5mm)の2枚重ねにする予定でしたが、このたわみ検証をした結果、3枚重ねに変更しました。
※10mm×10mm×5mmの「ソルボセイン(ソフト)」4枚を追加発注しました。
追加発注した4枚が到着するまでにできる作業を進めました。
先ずはシート表皮の剥ぎ取り。
シートベースに表皮が止められているホッチキス針をマイナスドライバーで抜いていきます。
じわーっと力をかけていく方法が表皮を傷めずに針を抜くポイントのようです。ラジオペンチで針を垂直に抜くのが一番正しいやり方かも?
次に埋め込む素材の採寸です。
「衝撃吸収シート」に「ソルボセイン(ソフト)」10mm×10mmを4枚並べて20mm×20mmの大きさの「衝撃吸収シート」を切り出します。
柔らかい素材をカッティングするのは普通のカッターでは難しいので、鋭利で接触面積の少ない「デザインカッター」で行いました。
一気にテンションをかけてカットするとたわみで歪んでカットされるため、一定のテンションで少しづつ数回にわけてカットするようにした方がよいと思います。
※「デザインカッター」はダイソーで売ってます。
埋め込む素材のカットが終われば、シートに埋め込む部分のマーキングです。
WRのウレタンシートには左右溝が掘られています。溝の間を測定して中間地点をマーキングし、前後マーキングをした部分を縦に線を引けば中心線が書くことが出来ます。
20mm×20mmの大きさに切り出した「衝撃吸収シート」の中心にマーキングし、それぞれのマーキング位置を合わせれば左右対称になる位置決めができるようになります。
わん曲しているウレタンシートに「衝撃吸収シート」を沿わせてウレタンシートに埋め込み部分となる線を書いていきます。線が書き終わったら、線にそって「デザインカッター」で切込みを入れていきます。後は内側を埋め込む深さまで掘っていくだけです。
※私の場合は3mm+5mm+5mmの13mmを埋め込みますので、13mmを掘り下げました。
私はノコギリ刃状になったカッターをダイソーで購入していたので、ザクザク表面をはぎ取る感じで切り取り、10mm前後の深さになった頃から「アラカン」で形成しながら深さを出していきました。
こちらホームセンターで1,000円以上しますが、あった方が作業時間の短縮や仕上がりが全然違ってくると思います。
<重要ポイント>
ウレタンシートの表面で20mm×20mmで埋め込み部分を位置決めしていても、掘り進めると
表面部分の長さより掘った後の表面部分の長さの方が短くなります。
バームクーヘンの外側と内側で弧の長さが異なる原理と同じですww
取り敢えず、3時間程度で埋め込み手前までの作業が終わりました。
追加発注した「ソルボセイン」が到着次第、埋め込み作業からシート外皮取り付けを行いたいと思います。