バイクのある生活 リターンズ

    XLR250Rを降りてから20年。40半ばにして、ライダー復活を果たした中年男のブログである。

「中年男 WRにLEDウインカー導入」

8月19日に奥多摩へ走りにいった時に気づいた右前のウィンカーステーひび割れ。f:id:masatani1969:20180820113725j:plain私のWRは2007年式で3年前に中古で購入したもの。保管時にはカバーをかけていますが、それでも紫外線や振動でダメージを受けるため、ゴム材質部分が疲労骨折してしまいました。製造から既に10年以上経過しているので仕方ありませんね。

当日はビニールテープで補強して帰宅しましたが、左前のウィンカーステーもそろそろ寿命だろうと思い、前後左右合わせて4個全部を交換しようと純正部品の価格を調査しました。

f:id:masatani1969:20180824101646j:plain合計12,852円…欲しいのはゴム部分のステーだけなんですが、アセンブリごと交換になるのでここまで値段が高くなってしまいます。

この際、LEDウィンカーにしようかな?とAmazonで調べたところ

コチラを見つけました。4個で約4,000円。LEDに置き換えた場合はウィンカーリレーもLED用に付け替えなきゃダメなので… 

コチラもセットで購入した場合、約4,700円。純正より安くてお財布に優しい!

 

ポチった翌日に到着!f:id:masatani1969:20180823150321j:plain
f:id:masatani1969:20180823150315j:plain意外に大きい!1個づつ小包装されていて、それぞれ「右前・左前・右後・左後」袋にラベルが貼られていました。見た目による違いは無いように思うけれど… 

 

交換作業を始めます!

先ずはリレー。左サイドカバーを外すとバッテリーを含む電装系がまとめて詰め込まれています。f:id:masatani1969:20180823150220j:plain

f:id:masatani1969:20180823150216j:plainクランプされているリレーを外してカプラを外します。f:id:masatani1969:20180823150207j:plainLED用のリレーと形状が違います。f:id:masatani1969:20180823150211j:plainコチラがLED用のリレー。純正のカプラで接続するのは諦めてリレーに合う平型のギボシ端子でコードを繋ぐしかないですね。カプラに入っているコードをマイナスドライバーで押し出してフリーにします。f:id:masatani1969:20180823150127j:plain電工ペンチでギボシ端子を繋ぎます。純正リレーの「B」に入るコードをLEDリレーの「+」表示に挿すようにします。

 

次にフロント左右の純正ウィンカーを外します。フロントはウィンカーステーの上にライトカウルを留めているネジが左右1つづつありますので、それを外してフロントフェンダーに刺さっている部分を上に引き抜けばライトカウルが外れます。メーター下にハーネスが結束バンドで留められているのでニッパーで切り外して配線をフリーにして、左右のウィンカーから伸びてきている配線を特定します。

端子部分をカバーしているビニールをずらして端子をむき出しにして端子を外します。次にウィンカーを固定するステーの内側に受け部品が付いているので、マイナスドライバーでこじって外します。f:id:masatani1969:20180824113259j:plain

パーツリストでは「9」番の硬質樹脂の部品となります。LEDウィンカーを固定する時に再利用しますので破損しないよう注意して下さい。後はウィンカー自体を手でグリグリしながら引き抜けば外れます。ゴム部分が経年劣化で固くボロボロと崩れることもありますが、交換するので気にせず豪快にやって大丈夫です。

f:id:masatani1969:20180823150141j:plain純正とLEDの大きさ比較。やはり純正より横の長さが長いですね。

LEDウィンカーをステーに固定するため、先ほど外した「9」番の部品をLEDウィンカーに合わせてみます。f:id:masatani1969:20180823150131j:plain「9」番部品の穴が少し小さくて入らない。「9」番部品の穴をヤスリやカッターで拡大するように加工して、LEDウィンカー本体ネジの根元まで入るようにします。

LEDウィンカー、ステー、加工した「9」番部品、付属ナットの順に通してナットを締めていけばステーに固定できます。あとは端子を繋げば完了ですが、純正コードのどちらがバッテリー(プラス)からのコードが判らなかったので通電テストをするまで仮組みの状態にしておきました。また、上記のAmazonで注文した商品には予めオスのギボシ端子が付いていますが、WR純正のギボシより1サイズ小さいためギボシを付け直す必要があります。

 

次にリア左右のウィンカーを交換します。

リアフェンダーを外すとブレーキランプ(ナンバー灯含む)と左右ウィンカーの合計3本のハーネスがシートフレームにクランプされていますので、クランプをマイナスドライバーで外して各コードをフリーにします。ウィンカーのコードはバッテリー近くまで伸びていますが、LEDウィンカーのコード長だとそこまで這わせる長さがないため、途中でコードを切断してメスのギボシ端子を付けました。

ブレーキランプカバー自体に純正ウィンカーが取り付けられていますので、フロントで作業した手順と同じようにしてウィンカーを固定するステー内側の受け部品(パーツリストでは「19」番の硬質樹脂の部品)を外してからウィンカーを外します。

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f:id:masatani1969:20180823150136j:plain外した後がコチラ。

配線を繋ぎ直して通電テストを行い、前後左右ウィンカーの点灯を確認してから外した手順を逆に組み付けていけばOKです。通電テスト時にハイフラになったり点灯しなかった場合は、ウィンカーから出ている2本のコードを逆に繋ぎ直してみれば正しく点灯するようになります。

 

【正面比較 上ノーマル 下LED】

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【後面比較 上ノーマル 下LED】f:id:masatani1969:20180823150225j:plainf:id:masatani1969:20180823150100j:plain

【動作・視認性確認】

 

 

f:id:masatani1969:20180823150123j:plainf:id:masatani1969:20180823150115j:plainクリアレンズタイプにしたので、印象はかなり変わりました。リアビューは純正のLEDブレーキランプと相性がよく見えます。

配線加工も必要だったこともあり、交換に要した時間は3時間です。耐久性の確認はこれからですが、見た目と部品代を考えればコスパ高いという印象です!